山越えという名の修行の日【東南アジアチャリ旅#11】
今日の1日を一言で表すと「過酷」でした。
写真だとこんな感じの1日(まだ自撮りができる余裕があった時)
ここまで、バンコクからひたすら北上して来たわけですが、ほぼ平地を走ってきました。
そのため、走行することに関してはそこまでキツイ感じはなかったです。
そしてそれが日常だと思っていたことが間違いでした。
突如山が現れたのだ!!(←地形を把握してなかっただけ
バンコク辺りは、なだらかな道
今日走った道
知らぬ間に山越え修行が始まっていたのだった!!
途中、休憩していたら、バイクに乗ったおっちゃんがタンクに入った水を持って
「水やるよ!」と言ってくれる。
「この水はミネラルウォーターなのか?」
「それとも水道水なのか…?」
普通に「腹痛」と「おっちゃんのご厚意」を天秤にかけるよね…( ̄▽ ̄)
やはりおっちゃんの厚意を無下にはできないっ!!
最悪、腸チフスの予防接種も受けているし、何とかなるだろう…という打算もありつつ(予防接種万能説
おっちゃんのご厚意に感謝し、水を分けてもらった。
その後、数十キロ、露店がなく、水を貰っていなかったら、水が尽きていただろう。
ホントに助かった!
お腹が痛くなることもなかった。
山越え、部活動並みにキツかったー!
数十キロ走り、果物の露店があったのでバナナを買った。
陽気なおばちゃんに
「20バーツ(68円)」と手で示され、渡すと…。
多いわー!
「こんなにいらんがなっ‼︎」
半分でいい。
いや1房でいい。
しかもまだ渋いバナナあって、バナナ食べてはじめて吹いたわ。
「早く熟せ。」
クタクタになりながら峠を越え、峠を越えたら次は犬の集団がついてきて吠えられる。
「もう飽きたわ」と思いつつも
「噛むのだけはやめろよ」と慎重にもなる。
今日泊まる宿の近くにお店があったのでご飯を頂く。
フォー
一気に貪り尽くした。
この時のフォーは、めちゃくちゃ美味かった。
やはり最強の調味料は「空腹」やね( ̄▽ ̄)
その店で夜ご飯用にパンも購入し宿屋へ。
これで1600円って安すぎるわ
助かります。
プールのあったホテルのブッフェ
タイはパイナップルが美味いね。
そんでもって
最高速度 時速65.9km
これだけスピード出る坂道を下ったってことは、それだけ登りもしたのかぁ。
感慨深い。
荷物多いからパンクでもしたら危ないし、先は長いのでスピード狂にはならないように、と戒める。
トータル走行距離693.48km
今日はこの道をたまに歩きながら登り…。
ココまできた!!
(でも明日も明後日もその次も山が立ちはだかってるんだよなぁ…。)
おしまい