東南アジア4カ国チャリ旅🚴‍♂️ブログ

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ5500km自転車走破

ふざけまくるベトナム人と遊びまくり、“おふざけ”の大切さを再認識した日【東南アジアチャリ旅#38】

 

 

この日は濃かったぁ!!

 

 

 

そんな日の一部始終をどうぞご覧あれっ!

 

 

 

 

 

 

基本的にチャリを走らせているので、メシの時とホテル、チャリ漕いでる際の挨拶くらいしか現地の人と関わる機会はない。

 

この日の目的地まであと30km。

 

チャリを走らせていると、おっさん2人に手招きされる。

 

この日は遅めの出発だったため

 

「(なんだよー、ゆっくりしてっと日が暮れちゃうわー)」と思いながらも自転車を止め、近寄る。

 

旅をしていることを一通り伝えると

 

「とりあえず、これ飲め」と小グラスと注がれていた何かを手渡される。

 

「(昼間から酒かよ?俺自転車やぞ)」と、思い「お酒?」と聞くと

 

 

チアーズ!」とおっさん。

 

 

飲むと、ただの美味しいお茶だった。

 

おっさん達とその奥さんも出てきて笑っている。

 

「(チキショーッ!なんだよ、くそおやじ!!!)」

 

と思いながら、美味しいお茶をいただく。

 

奥さんは美容師で、酒…ではなくお茶を飲んでる家の隣で、美容室を開いている。

 

 

おっさんたちのおふざけは止まらず

 

「髪切ってったらどうだ?20000VND(100円)だぞ!」と20000VNDを手に持ちながら言う。

 

 

「(はっ??意味わかんねーし。)」と思いながらも、面白そうだし安いので

 

「OK!OK!切るよ!」

 

 

「切ってやるよっ!」

 

 

と、くそおやじのおふざけに付き合いつつ、私も

 

「(なんか面白い流れになってきたな)」と、ノリノリである

 

 

 

 

 

ドラえもんの道具、ほんやくコンニャク(Google翻訳)を使って

 

「Hãy làm cho nó trở thành kiểu tóc phổ biến cho giới trẻ ở Việt Nam(ベトナムの若者に人気な髪型にして下さい)」と頼む。

 

すると、お調子者のおっさんが自分の前髪を掻きながら

 

「こんな感じにカッコ良くしてもらったら?」風な感じを醸し出してきた。

 

私はすかさず

 

「いやいや、おっさんの髪型じゃなくて、こっちの子の髪型にして!こっちの子の髪型の方がカッコイイ!」というジェスチャーで、対抗した。

 

子どもはガッツポーズし、お調子者のおっさんは納得いかない様子←( ̄▽ ̄)

 

「(よし、勝ち星一つ取った)」

 

 

そして

 

 

 

 

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びふぉあー


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あふたー

 

(☝︎こういうBefore→After的なの一回やってみたかったんだわ笑)

 

 

ベトナムスタイルの髪型になった。

 

 

 

 

それから

 

 

 

 

 


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魚を捕りにいって、私たちがうるさ過ぎて田んぼのおっちゃんにガチ切れされたり(その後、日本人が来てることを説明して和解。私はその時、日本で培った“Sorry祭り”を繰り広げていた←)、田んぼの水に浮かんでいる丸太を渡ろうとしたらバランス崩して全身びしょ濡れになったり、お調子者おじさんが子どもを田んぼに落としたり、お調子者おじさんがよそ見して歩いてたら田んぼの深い場所に“落とし穴ドッキリ企画”ばりに、田んぼの水の中に消えていったり、日本で溶接技術を学びに研修生として来ていた同い年のチムさんと日本語で会話したり、子どもたちがフットボールをしていて私も交ざってPKをしたが、慣れない裸足+ぬかるんだ地面で全く上手く蹴れず日本人代表の意地は見せられなかったりした。

 

 

 


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☝︎右がお調子者のおっさん

    左がおふざけのおっさん

 

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お調子者おじさんの下の子(7歳)

 

子どもの腕、白すぎやしない?

いや、私の腕が黒いだけです。

 

 

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左側2人がお調子者おじさんの子ども

右側2人が悪ふざけおじさんの子ども


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バイクは4人で乗るのが当たり前の生活(ベトナムスペシャルスタンダード)


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食事を頂いた

 

ちなみにこれは2回目の夕食で、1回目はお調子者おじさんに連れられて行ったまた別の全く知らない人の家で酒とメシをたらふく食べさせてもらった。

 

 

 

「酒飲めるか?」とほんやくコンニャクで聞かれ

 

「(おっ!?これはお酒の勝負を挑まれてるのかぁ!?)」と勝手に思う。

 

「弱いけど飲めます。」とほんやくコンニャクで返答した。

 

 

ベトナムの呑み方は小グラスに、アルコール度数が何パーセントか分からない、とりあえず、めっちゃくちゃキツいお酒(聞いてみたが分からないと言う←)を注ぎ、乾杯し、サッと一気に飲む。

 

呑んだら、また会話が始まり、誰かが皆の小グラスにお酒を注ぎ、乾杯し呑む。

 

5、6回繰り返したところで、お調子者おじさんが、皆の小グラスにお酒を注ぐ。

 

お調子者おじさんの小グラスだけお酒が半分しか入っていない。

 

すかさず、私はジェスチャー

 

「1人だけ少なくない??!!」と伝え、他のおっさんが

 

「注げ注げ」とジェスチャーで伝えるので、並々注いだ。

 

するとお調子者おじさんは

 

「家に泊めてやるのにどういうことだ?」と言っているような雰囲気で、冗談を言っている。

 

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☝︎お調子者の子どもにほんやくコンニャクで聞いた 笑( ̄▽ ̄)

 

日本に研修に来ていたチムさんは、お調子者おじさんの弟で、チムさんの通訳で、お調子者おじさんの家で私を泊めさせてもらえることを知った。

 

お調子者おじさんは、7杯目で早々にダウンし、子どもがゲームをしているハンモックへダイブ。

 

その後、誰もお酒を注がないので、私が「呑もう」とジェスチャーすると皆、首を横に振る。

 

11杯目で呑み勝った。勝ち星二つ目。(勝負してたのは私だけなのかもしれないが笑←)。

 

 

 

ご飯も4杯いただき、その後の2軒目だったため、2軒目は皆の期待とは裏腹に、酒2杯とご飯2杯しか食べれなかった。

 

 

 

 

 

その後、若者たちの悪ノリで

 

フットボールやりいく?」と20時30分から22時30分までフットサルをしに…

 

いや、見学と睡眠することになる(ぇ

 

 

現地人が外国人にする遊び、“変な言葉を復唱させる遊び”をしながら、バイクでフットサル場に移動する。

 

 

移動すると早速試合が始まる。

 

 

 

 

 

 

若者1人が

 

「交代するか?」と言ってくれ、一度はピッチに立ったのだが

 

すぐに決定権を持っている、年齢が少し上の若者が

 

「いやいや、お前はでるな」とピッチから出される。

 

「Why?」と言いながら不満な表情をすると

 

交代してくれようとした若者が

 

「ごめんな。俺もよく分からないよ」

 

と言う。

 

 

 

多分、真剣に試合をしていたので、力量の分からない私を試合には出させたくなかったのではないだろうか?

 

 

 

 

見てるだけじゃ物足りないし、横になりながら観戦…というか相当酔っていたので、積極的に寝始めた 笑←

 

45分くらい意識がなかったので、あっという間にフットサルは終わった。

 

いやー、出たかったなぁー!

 

そんな上手くないけど、「日本すげー」とは思わせられないけど、同レベルにはできたな。

 

泥酔してなかったら、ピッチの外でダッシュしたり、パスしたりして、全力でアピールしてたわ 笑笑

 

これは心残り。

 

 

 

 

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これは熟睡する前の写真

 

てか、この写真、私が現地の人にみえますね。

 

完全に 笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイクで2軒目に食事させてもらった家に送ってもらい、上の写真のメガネの子が

 

「ホテルはどこにあるの?」と聞く。

 

「(ん?あれ?)」と思いつつ

 

「ここから30km南に行ったところにあります」と伝える。

 

他の人が

 

「近くにもホテルあるよ」と言う。

 

 

 

 

 

 

「(ん?はっ?いやいやいや!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「超絶に話がちげーーーんだけど!!!!!」

 

 

 

もう夜が更けて、一軒目で泥酔したいたお調子者のおっさんは、もう家路に着き爆睡してるだろうし、家に泊めてもらうというあの約束を知っている人はここにいないし、どうすりゃいいんじゃーい!

 

と思ってると、すぐ、ベッドがある部屋を使わせてくれることになった。

 

「感謝。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、この日は出会いの多い日で、日本語が上手な香港出身のサイクルリストsawさんと並走し話しながら旅路を進めていた。

 

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sawさんは沖縄に友だちがいて、沖縄でもサイクリングをしたという。

sawさんはシンガポールを目指しているとのこと。


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私は、目的地まで距離があるので、sawさんと別れ、先を急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあとお調子者のおっさん達に呼び止められるのだがね…( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

 

 

ふざけてくれたからこそ、言葉の壁も乗り越えられ、すぐに打ち解けて、すんげ〜、楽しくて濃い一日となりました。

 

 

 

 

あと「貴重品、ちゃんとバッグに入ってるか?」など逐一聞いてくれたり、泥酔気味の私にミネラルウォーターをくれたり、自転車を家の中に入れといてくれていたり…

 

と沢山お世話になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふざけまくるベトナム人たちよっ

 

 

 

楽しかったぜ!

 

 

 

ありがとう!!!

 

 

 

 

 

 

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