iPhoneSE盗られた次の日に、現金盗られるの巻【東南アジアチャリ旅#47】
iPhone SEが盗られ、新しい iPhoneを購入し、iPhone SEのデータ消去やら、新iPhoneの設定やらで出発時間が14:00頃になってしまった。
その時間から今日のテント泊先の場所まで80kmあって、日が出てたし風も強く、今日はだいぶ疲れた。
ビールを呑み少し海に入って、日が沈み、海水浴客が帰宅し始めたので、闇に乗じて、人は殺さず…テントを立てる。21:00頃に床に就く。
22:30頃、ライトの光が顔を照らされるのと、人の声とテントを叩く音で起きる。
「んだよ…。うるせーなー…。」
相手は警備員らしき人。
ベトナム語で威勢良く話していて、何いってるかわからないし、眠いし、パンイチだし、とりあえず
「アイドントアンダスタンド。キャンユースピークイングリッシュ?」とテントの中で横になりながら伝える。
それでも、ライトを照らしてきて五月蝿いので内心
「おいおいおい。この時間からここで寝るなってこと?そりゃ難しい話やぞ。」と思いながらズボンを履き外へと出る。
案の定、ここで寝るのは、ダメといった雰囲気。
私は
「まじかよ。てか、ダメならもっと早く言えよ。」と呟く。
愚痴ってても何も始まらないのでgoogle翻訳で
「どこにならテント立てて良いですか?」と伝える。
警備員:「うーん。あっち」とかなり遠くの方へライトを照らす。
「海岸で寝られればそれでいいや」と思い、移動し始めるとすぐに警備員が3、4人集まる場所があった。
警備員はまたライトを照らし
「ここに自転車、ここにテント」と伝えられる。
「おーこんな近くでいいんだ」と思い、「サンキュー」と伝える。
テントをそこまで持っていくと警備員が向こうに指差しながら何かを飲むジェスチャーでやっと状況を理解した。
「そこでお酒に酔った人たちがいるからもっと向こうで寝ろ」ということだったのだ。
「なんだ。真面目にちゃんと仕事してる警備員だったのか。」
パンイチで寝てる私もだいぶ変質者よりであったが、それはスルーしてくれた。
その夜は警備員に指定された場所で寝る。
まだ辺りが暗い頃、また起こされる。
「なんだよ、うっさいなー。」と思ってると
あっ💡
なるほどっ!
その手があったか!
いや!「なるほどっ!」じゃなーーい!
やられてるぅぅぅ!
テント切られとるぅぅう!
朝の5時前にテントが切られ、バッグが外に出されて中身を漁られていた。それを目撃した人が私を起こしてくれたのだ。
物凄い慌てた様子のその人はベトナム語を話しながらジェスチャーで盗っ人を追い返したと伝えてくる。私は寝起きだったし、何言ってんだかわからないから右から左へと聞き流すのが精一杯で
「サンキュー」とだけ言った。
この人が犯人かと思ったが、彼女らしき人の元へと行き、他にも人がいたのでさすがにそれはないかなと思う。
とりあえず、漁られたバッグの中身を確認する。
パスポート、クレジットカードはあった。
iPhoneは…。
中身がないケースが壊された…だけで、マットの下に置いてあったので無事であった。
現金は、ベトナムドンとタイバーツ合わせて2万円程盗られていた。
iPhone買い換えるために下ろしたばかりの残りのお金が速攻でなくなったー!
バッグの中とかバッテリーなど電子機器も砂まみれだし、テント切られたし…。
ぶっ飛ばしてー!気分でいっぱい。
戸愚呂弟に
「人間の俺の経験からみて、今のおまえに足りないものがある 危機感だ(幽白より)」って言われちゃうな。あぁ、考えが全然甘かったな。
盗られたのは現金のみ。ガキの仕業か?でももう、犯人分からんし、なくなった物が現金だけじゃ警察も助けようにも動けないから、諦めるしかないなー。
題名“いったんもめん”
できることは、切られたテントで遊ぶくらいしかない。
決してそんなことはなくて…。
テント立てる時は、貴重品をテント下の地面に埋めるとか、初めの頃やってたように目立ちにくい場所選ぶとか、刃物で脅してきた時用に少しお金の入った財布を用意しとくとかできることはある!!
えぇ。これに懲りずに続けますよ。テント泊。
悔しいから。
朝、浜辺沿いのレストランの人に金盗られたって言ったら、大量のパンと水を買ってきてくれた。
有難し。