東南アジア4カ国チャリ旅🚴‍♂️ブログ

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ5500km自転車走破

世界中の“親”は偉大なり【東南アジアチャリ旅#44】

 

 

世界中の“親”は偉大だ。

 

 

そんなことを思わせてくれたベトナムでの一コマを紹介する。

 

 

 

 

今日はホイアンからチュライ国際空港辺りの海まで自転車を走らせた。

 

お腹を空かせたドラ猫〜♪…いや…私は

 

「夕食は絶対米!!」と決めていた。

 

何でかというと、米がナンバーワンに好きな食べ物だから。

 

肉や魚、野菜や海藻類…

 

そのどれもは、米の為にあるといっても過言ではない。

 

私にとって米は命である。

 

 

 

だが、海沿いに並ぶお店で米を提供する店を探すが見つからない。

 

ベトナム語で「お米ありますか?」とGoogle翻訳して、1軒…2軒…3軒と回るが米は見つからない。

 

3軒目に至っては、Google翻訳の質問すら見てくれず、手であしらわれた。

 

4軒目を探していると、自転車に乗ったおねえさんが手招きしてくる。

 

とりあえず付いていくと、一つの店に案内され、Google翻訳を見せると、店主は頷く。

 

「(おー!!やっと見つかった。有り難や。有り難や。)」

 

案内してくれたおねえさんにお礼を言い、テーブルに着く。

 

 

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海鮮野菜炒めとお前が主役“お米”

 

 

 

ご飯を食べ終えるとお店のおばちゃんがメモ帳を持って私のところへ来る。

 

おばちゃんがメモに筆記し、私がスマホで翻訳する。

 

お店の子どもと私が同い年だということがわかった。

 

そしてお店の人は、自分の子どもと私を照らし合わせ、色々と良くしてくれた。

 

お米に合う料理を作ってくれたり…

海水浴中、荷物を見張っててくれたり…

海水浴のあとシャワーを貸してくれたり…

翻訳機を介してたくさんコミュニケーションとってくれたり…

「自転車盗まれちゃうから」と朝まで自宅兼店に置いといてくれたり…

テントをお店の前に立てて良いよと言ってくれたり…

ラジバンダリー…。

 

 

 

私としては、他人が自分の子どもと同い年という理由で、他人を自分の子どもと照らし合わせ、良い対応をすることはないだろうな、と想像する。

 

まだ0から子どもを育ててないから、その気持ちはわからなくて当然ではあるが。

 

だから尚更、世界中の親に成りきれた人たちは偉大だなと思う。

 

当たり前のことだが、“親”は“子”がいて初めて“親”になる資格を与えられる。

 

親になるのは絶対大変だ。

 

親としての自分たちの視点が不可欠だからだ。

 

それを子どもに伝える際、自分の子どもといえど、自分とは異なる人格を持つため、伝えたいことをどうすればその子に伝わるのか、状況に応じて変えなければならない。

 

そして伝えたことがどう作用するのかは、その子の捉え方次第になる。

 

そういう点でも、0からの子育ては面白そうだし、それ故、難しくて大変なことである。

 

もしも自分の子どもを自立するまで育てた時、私の子どもと同年齢の他人に対し、私がどういう気持ちを抱くのか楽しみなところだ。

 

 

 

世界中の“親”は偉大なり。

 

 

 

本当は自分の親に敬意を表さねばならぬが…。

 

 

 

そこは自分が親になってからでも遅くはないだろう。

 

各国のお札を集めてるという、お札ジジイに出会う【東南アジアチャリ旅#43】

 

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日の出inダナン


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微かな虹inダナン

 

今日の目的地ホイアンまでは、近いため浜辺に寝っ転がったりと、ゆっくり過ごす。

 

 

〜本日のメシ〜


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ダナンでバインセオ

 

味は美味いが30代の胃には少し油っこかった。

 


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ホイアンでカオラウ

 

これウメー!

 

 

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ハンバーガ

 

 

 

 

そういえば昨日、フエからダナンに向かう途中、各国のお札をコレクションしているというジジイと会った。

 

「チャイニーズ?」と聞かれ

 

「ジャパニーズ」と答える。

 

日本人と当たる人もいるが、顔の系統的に中国人や韓国人と間違われることも多い。

あとベトナムの旅行客に日本人があまりいないので、日本人はメジャーではないのかもしれない。

 

 

 

ジジイは

 

「自転車で大変だろう。この山は高いぞー。」と話す。そのうちに

 

「お札をコレクションしてるんだ」と言いながら各国のお札がファイリングされたアルバムを見せてくる。

 

お札ジジイ「おーう…。日本のお札がないなぁ…。」

 

 

「ちょっと見せてくれないか?」

 

 

って…

 

 

「あからさま過ぎるぅぅぅ!」

 

 

私は、ベトナムドンとタイバーツしか持ってないと主張。

 

てか、日本円マジで持ってない。

 

見せるだけだよな?と思い、携帯で調べ、見せてあげる。

 

そしたら、お札ジジイは、お札アルバムを見ながら

 

「おーう…。タイのお札もないなぁ…。おっ!あった!…あぁこれはカンボジアのお札だった…。」

 

三文芝居すぎるよ。

 

すかさずジジイは

 

 

「タイのお札見せてくれないか?」

 

 

いやいやいや、

 

 

「2つ隣の国やないかーい!」

 

「絶対見たことあんだろ!」

 

「てか持ってんだろ!」

 

 

お札ジジイとの付き合いももう飽きたので

 

「先を急いでるんで」と私は言う。

 

お札ジジイ

 

「ありがとう」と日本語で話す。

 

 

「下手くそかよっ!!騙すならもっと上手くやれよ。ジジイ」

 

 

あとガチでお札をコレクションしたいなら空港へ行け。空港へ。

 

町でも両替できるとこあるわ。

 

 

 

 

お口直しにホイアンの写真をどうぞ。

 

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月一で行われるランタン祭り昨日だったらしい笑笑

 

このニアピン感…。

 

 

 

トイレットペーパーはパスポートと同じレベルで大切なもの【東南アジアチャリ旅#42】

 

今日はフエからダナンへチャリを走らせた。

 

 

 

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写真じゃ伝わらないけど良い景色(曇ってるけどね。走りやすい良い気候だった。

 

 

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登山前のLang Co Bay

 

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山のてっぺんから見たLang Co Bay

 

この写真みると途方もない距離感がでちゃうな笑笑( ̄▽ ̄)

 

けどタイの山の方がキツかったなぁ。高さがあったし長かったし、何よりも

 

“出会う人がいない”

 

という過酷さ。

 

今回の山は高さがそんなになかったし、ダナンはリゾート地なので、山登り中に応援してくれる観光客が多くて、俄然やる気になった。

 

社会心理学で学んだ、ゴ◯ブリの実験と“全く同じだなぁ”と思った。

 

どの時代に誰が行った実験か忘れたけど、ゴ◯ブリが1匹通れる道が作られたセットにゴキ◯リを置き、スタートからゴールまで何分かかるか?を測る。

その際、傍観者(傍観ゴキブ◯)がいる時といない時で、タイムに差が生まれるかどうか?といった実験。

結果は、傍観ゴキを配置しないよりも、傍観ブリ(これじゃ魚やね)を配置した方が、スタートからゴールまでにかかる時間が短かった、とのこと。

これは、声援があってもなくても関係なくて、“他人がそこにいるだけ”で、タイムか速くなるらしいよ。

そう…集団行動の一部において、私たち人間は、◯キブリと一緒なのです 笑(←そこはどうでもいい

 

 

 

続きまして…

 

 


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山のてっぺんにあった、なんで建ってるのかわからない建造物(コカ・コーラ補給のが大事( ̄▽ ̄) 

 

 

 

山を下り、ダナンに到着して


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ドラゴン橋(通常ver.)


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ドラゴン橋(覚醒ver.)

 

ドラゴン橋(覚醒ver.)に1つ願いを叶えてもらい、目の前に美味い肉を出してもらった(嘘

 


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Olivia's Prime Steakhouseのリブステーキ、パン(パンの真ん中のソース今まで食べたことなくてすげー美味かった)、食べかけのチーズケーキ

 

これねー、どれも本当に美味かったし、サービスも最高だったね。まじ卍。

 

 

 

でも今日は、山登りでも、美味いもの食ったでもなくて、今回伝えたいことは、

 

“優先順位的に便意という生理現象に勝るもの無し。

トイレットペーパーはパスポートと同等に大切なもの”

 

ということ。

 

下山最中に便意を催します→山だからトイレはありません→下山したところで日本みたいに公共トイレなんて滅多にありません→結果、下山してから10km先にあるショッピングモールを目指します。

 

目指せポケモンマスター!ならぬ、目指せ便意解放 go to the ショッピングモール!

 

「たとえ火の中、水の中、草の中、トイレの中〜🎶」とポケモンのテーマソングが脳内自動再生して、表情は、真剣そのもの‼︎

 

山登りの時より真剣で険しい表情‼︎

 

少しでも気を緩めば、“ポケモントレーナーつよし”のパンツにあのポケモンが着地してしまうからだ‼︎‼︎(もうわけわかんねー

 

そして10kmの間、ポケモントレーナー(つよし)とピカチュウ(あいつ)は、リアル押し問答を繰り返しながら、やっとの思いでポケモンセンター(ショッピングモール)に着く。

 

しかし、俺はいつもあいつとの戦いの時は“百里を行く者は九十を半ばとす”という気持ちで挑んでいる。(拙者お腹が弱いのである

 

ここで気を緩めてしまっては、今までのあいつとの思い出が台無しになってしまう。

 

あいつとの思い出は結果が全てなのだ。

 

スポーツの世界と同じである。

 

そう。これはれっきとしたスポーツなのだ‼︎

 

百里を行く者は九十を半ばとす”

 

速く動きすぎると、あいつを過剰に刺激してしまう。

 

頭はクールに、そして動きはスピードと正確さが求められる。

 

自転車をよく分からない竹製ほハシゴにくくりつけ、貴重品を全て手持ちのバッグにしまい、トイレを探す。

 

警備員に真剣な表情でトイレのありかを聞き出し、無駄のない動きで、トイレを目指す。

 

トイレ発見→中に入る→便器に座る→「ふぅ…。」

 

この戦いに終止符を…。

 

「おい。トイレットペーパーがないぞ。」

 

そんな時こそ…

 

海馬セトばりにリバースカードオープン!!

 

“手持ちトイレットペーパー”

 

このために残しておいた最終兵器、魔法カード“手持ちトイレットペーパー”がここに来て効果を発揮する。

 

東南アジアにおいて、トイレットペーパーはパスポートと同じレベルで大切なもの!!

 

てか、トイレではパスポートよりも大事‼︎

 

まじで助かった。まじ卍卍。

 

その後、すぐさま、海外旅中の精神安定剤(トイレットペーパー)をショッピングモールで見つけに行く。


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精神安定剤を追加購入(この写真だと万引き家族してるみたいに見えるね笑 ちゃんと買いましたよ。

 

 

ここで本当にこの戦いの終止符を打つ。

 

 


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こんな煌びやかな街、ホテルがありながら


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2万円のテントで1日の疲れを癒す(日本で試したのを入れて、使用回数5回目だから、一泊4000円だねww)

 

 

それではまた。

 

サイモンの秘技 “チャリ埋める”【東南アジアチャリ旅#41】

 

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ドンハの海で知り合った、先生やってるサイモン(ベトナムスタイルの髪型がぐしゃぐしゃに崩れてる現在無職の俺www)

 

夏休みを使って3週間でハノイからダナンまで行くとのこと。

 

自転車旅はこれまで、アルプスに登ったり、ダナンからハノイまで行ったことがあるらしい。

 

私はアルプスとか登りたくない( ̄▽ ̄)

 

登ったら登ったでやっぱ良いもんなのかぁ、とは思いますが。

 

サイモンは多分気を使って、英語を聞き取りやすいようにゆっくりと分かりやすい単語で話してくれた(さすがティーチャー)。

 

なので9割理解できた!(気を使ってもらってるのに、空気と化した残り1割の単語の気持ちww)

 

 

 

〜本日のメシ〜

 

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昼食

 

サムゲタンっぽい感じで米も鶏もうまし!

 


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海岸沿いのお店で夕食をば

 

エビ餃子みたいなやつ、ぷりぷりでうまし!

 

相変わらず米多くて、腹はち切れるけど完食。

 

お残しは許しまへんで〜‼︎

 

 

 

 

 

昨日今日と雨知らずで、暑すぎわろす。

 

これはこれで体力の消耗、はやす。

 

だけど…。

 

海に着く前になんと!!

 

 

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黄色の丸が私 笑( ̄▽ ̄)

 

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やぁ!(いや、黒すぎる俺…)


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再びソウと出会う

 

しかも再び出会った道がアジアハイウェイ1号線(AH1)!

 

AH1は、日本から始まり、他のアジア諸国を繋ぐ道なのだ!!

 

とかって偉そうに言ってますが、ソウに言われるまで、AH1がどんな意味か分からなかった私←( ̄▽ ̄)

 

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そして先を急ぐ(黒すぎて黒の背景と同化しとるやないかww)

 

 

 

 

 

 

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海では

 

 

サイモンが画期的な自転車の止め方を教えてくれた。

 

 

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秘技 “チャリ埋める”

 

 

“The 力技!!”

 

 

斬新すぎて考えつかなかったわ( ̄▽ ̄)

 

私と同じく、海辺にテント張って寝るとのことなので

 


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チャリ埋めて、テントを張った

 

サイモン雨よけカバー半分とか斬新ww

 

あと、テント立ててから

 

「これじゃあ、海眺められないね」って言ってて

 

「ホンマや!逆やがっ!」ってツッコミ入れた(嘘

 

 


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テントからの景色はこんな感じ

 

 

うん、魅力が伝わらないね 苦笑( ̄▽ ̄)

 

 

相変わらずテントあちーなー。

 

風通したいから穴でも開けよっかな(←

雨の時困る)

 

サイモンのハーフ雨よけカバー正解じゃん。

 

 

これ(https://webshop.montbell.jp/sp/goods/list.php?category=210000

じゃなくてこっち(https://webshop.montbell.jp/sp/goods/list.php?category=201000

が正解だったかなぁ。。。

 

 

まぁ、それも経験。

 

 

 

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本日はドンホイからドンハまで進んだ

 

 

 

明日は、寝坊せず日の出みよーと。

 

 

あの忌まわしき事態から1ヶ月ちょい…この旅2回目テント泊しちゃお【東南アジアチャリ旅#40】

 

夏だー!

 

 

海だー!!

 

 

本当に晴れたー!!!

 

 

 

 

ってことで、ここのところずーーーと雨で

 

「永遠に雨なんじゃないか?」ってくらい雨降ってましたがっ!

 

きょうは晴れた!!!

 

嬉しい!

 

嬉しすぎて

 

 

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テント立てた!!

 

高らかに宣言致します。

 

 

「この旅、2回目のテント泊をしまぅぅす!」

 

 

前回テントを立てたのは、東南アジアぶらりチャリ旅の初日のことでした。

 

しかし、あの忌まわしき事態が…

 

3日目に犬に追っかけ回されるという事件から

 

「もうテント泊はしなくていいや」と思ってました。

(犬に追っかけ回されるオモロイ話はこちら【https://tsuyoshi516.hatenablog.com/entry/imamashiki.inu】)

 

 

 

ただ今日は久しぶりに晴れて、犬が来ない良い場所もあったので

 

 

チャンスだな!」と。

 

 

 

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白砂の〜

 

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茶色い海に辿り着いたinドンホイ

 

海水浴はせず


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波の音を聞きながら白砂で寝っ転がる

 

あー、和む〜。

 

 


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ビール スルメイカ シーフードヌードル

 

「今日は肉食いたいなー」と思っててビーチ沿いにある店で聞いたら肉ないって( ̄▽ ̄)

 

けど、今日は海鮮でよかった!!

 

美味いし、ヌードルの出汁がビールの後によく合う。

 

落ち着くぅ〜。

 

ベトナムスルメイカを食べるとは思いもしなかったけど 笑

 

 

 

 

 

 

 

 

どうか無事に朝を迎えられますように…

 

明日も晴れかな。

 

 

 

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「KOKOZO(ここぞ)」とペットボトルのラベルに背中を押される【東南アジアチャリ旅#39】

 

毎日雨の中、ベトナムのハティンにいます。

 

海行きてー!

 

晴れよっ!

 

こいっ!

 

 

 

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丸かじりパイナポー

 

お店で買うとき、無理言って皮を切ってもらった。

 

相変わらず旨い。

 

 

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炒飯の美味しさ(色んな店の平均)

タイ>ラオスベトナム

 

ベトナムは、白米に使用する米は美味しいが、炒飯に使用する米は水分なさすぎてパサパサする。

 

 

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謎にここぞ(KOKOZO)

 

そう!

 

「ここぞ」というばかりに!

 

今や!

 

今なんや!(謎のテンション

 

 

−Fin −

 

 

ふざけまくるベトナム人と遊びまくり、“おふざけ”の大切さを再認識した日【東南アジアチャリ旅#38】

 

 

この日は濃かったぁ!!

 

 

 

そんな日の一部始終をどうぞご覧あれっ!

 

 

 

 

 

 

基本的にチャリを走らせているので、メシの時とホテル、チャリ漕いでる際の挨拶くらいしか現地の人と関わる機会はない。

 

この日の目的地まであと30km。

 

チャリを走らせていると、おっさん2人に手招きされる。

 

この日は遅めの出発だったため

 

「(なんだよー、ゆっくりしてっと日が暮れちゃうわー)」と思いながらも自転車を止め、近寄る。

 

旅をしていることを一通り伝えると

 

「とりあえず、これ飲め」と小グラスと注がれていた何かを手渡される。

 

「(昼間から酒かよ?俺自転車やぞ)」と、思い「お酒?」と聞くと

 

 

チアーズ!」とおっさん。

 

 

飲むと、ただの美味しいお茶だった。

 

おっさん達とその奥さんも出てきて笑っている。

 

「(チキショーッ!なんだよ、くそおやじ!!!)」

 

と思いながら、美味しいお茶をいただく。

 

奥さんは美容師で、酒…ではなくお茶を飲んでる家の隣で、美容室を開いている。

 

 

おっさんたちのおふざけは止まらず

 

「髪切ってったらどうだ?20000VND(100円)だぞ!」と20000VNDを手に持ちながら言う。

 

 

「(はっ??意味わかんねーし。)」と思いながらも、面白そうだし安いので

 

「OK!OK!切るよ!」

 

 

「切ってやるよっ!」

 

 

と、くそおやじのおふざけに付き合いつつ、私も

 

「(なんか面白い流れになってきたな)」と、ノリノリである

 

 

 

 

 

ドラえもんの道具、ほんやくコンニャク(Google翻訳)を使って

 

「Hãy làm cho nó trở thành kiểu tóc phổ biến cho giới trẻ ở Việt Nam(ベトナムの若者に人気な髪型にして下さい)」と頼む。

 

すると、お調子者のおっさんが自分の前髪を掻きながら

 

「こんな感じにカッコ良くしてもらったら?」風な感じを醸し出してきた。

 

私はすかさず

 

「いやいや、おっさんの髪型じゃなくて、こっちの子の髪型にして!こっちの子の髪型の方がカッコイイ!」というジェスチャーで、対抗した。

 

子どもはガッツポーズし、お調子者のおっさんは納得いかない様子←( ̄▽ ̄)

 

「(よし、勝ち星一つ取った)」

 

 

そして

 

 

 

 

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びふぉあー


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あふたー

 

(☝︎こういうBefore→After的なの一回やってみたかったんだわ笑)

 

 

ベトナムスタイルの髪型になった。

 

 

 

 

それから

 

 

 

 

 


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魚を捕りにいって、私たちがうるさ過ぎて田んぼのおっちゃんにガチ切れされたり(その後、日本人が来てることを説明して和解。私はその時、日本で培った“Sorry祭り”を繰り広げていた←)、田んぼの水に浮かんでいる丸太を渡ろうとしたらバランス崩して全身びしょ濡れになったり、お調子者おじさんが子どもを田んぼに落としたり、お調子者おじさんがよそ見して歩いてたら田んぼの深い場所に“落とし穴ドッキリ企画”ばりに、田んぼの水の中に消えていったり、日本で溶接技術を学びに研修生として来ていた同い年のチムさんと日本語で会話したり、子どもたちがフットボールをしていて私も交ざってPKをしたが、慣れない裸足+ぬかるんだ地面で全く上手く蹴れず日本人代表の意地は見せられなかったりした。

 

 

 


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☝︎右がお調子者のおっさん

    左がおふざけのおっさん

 

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お調子者おじさんの下の子(7歳)

 

子どもの腕、白すぎやしない?

いや、私の腕が黒いだけです。

 

 

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左側2人がお調子者おじさんの子ども

右側2人が悪ふざけおじさんの子ども


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バイクは4人で乗るのが当たり前の生活(ベトナムスペシャルスタンダード)


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食事を頂いた

 

ちなみにこれは2回目の夕食で、1回目はお調子者おじさんに連れられて行ったまた別の全く知らない人の家で酒とメシをたらふく食べさせてもらった。

 

 

 

「酒飲めるか?」とほんやくコンニャクで聞かれ

 

「(おっ!?これはお酒の勝負を挑まれてるのかぁ!?)」と勝手に思う。

 

「弱いけど飲めます。」とほんやくコンニャクで返答した。

 

 

ベトナムの呑み方は小グラスに、アルコール度数が何パーセントか分からない、とりあえず、めっちゃくちゃキツいお酒(聞いてみたが分からないと言う←)を注ぎ、乾杯し、サッと一気に飲む。

 

呑んだら、また会話が始まり、誰かが皆の小グラスにお酒を注ぎ、乾杯し呑む。

 

5、6回繰り返したところで、お調子者おじさんが、皆の小グラスにお酒を注ぐ。

 

お調子者おじさんの小グラスだけお酒が半分しか入っていない。

 

すかさず、私はジェスチャー

 

「1人だけ少なくない??!!」と伝え、他のおっさんが

 

「注げ注げ」とジェスチャーで伝えるので、並々注いだ。

 

するとお調子者おじさんは

 

「家に泊めてやるのにどういうことだ?」と言っているような雰囲気で、冗談を言っている。

 

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☝︎お調子者の子どもにほんやくコンニャクで聞いた 笑( ̄▽ ̄)

 

日本に研修に来ていたチムさんは、お調子者おじさんの弟で、チムさんの通訳で、お調子者おじさんの家で私を泊めさせてもらえることを知った。

 

お調子者おじさんは、7杯目で早々にダウンし、子どもがゲームをしているハンモックへダイブ。

 

その後、誰もお酒を注がないので、私が「呑もう」とジェスチャーすると皆、首を横に振る。

 

11杯目で呑み勝った。勝ち星二つ目。(勝負してたのは私だけなのかもしれないが笑←)。

 

 

 

ご飯も4杯いただき、その後の2軒目だったため、2軒目は皆の期待とは裏腹に、酒2杯とご飯2杯しか食べれなかった。

 

 

 

 

 

その後、若者たちの悪ノリで

 

フットボールやりいく?」と20時30分から22時30分までフットサルをしに…

 

いや、見学と睡眠することになる(ぇ

 

 

現地人が外国人にする遊び、“変な言葉を復唱させる遊び”をしながら、バイクでフットサル場に移動する。

 

 

移動すると早速試合が始まる。

 

 

 

 

 

 

若者1人が

 

「交代するか?」と言ってくれ、一度はピッチに立ったのだが

 

すぐに決定権を持っている、年齢が少し上の若者が

 

「いやいや、お前はでるな」とピッチから出される。

 

「Why?」と言いながら不満な表情をすると

 

交代してくれようとした若者が

 

「ごめんな。俺もよく分からないよ」

 

と言う。

 

 

 

多分、真剣に試合をしていたので、力量の分からない私を試合には出させたくなかったのではないだろうか?

 

 

 

 

見てるだけじゃ物足りないし、横になりながら観戦…というか相当酔っていたので、積極的に寝始めた 笑←

 

45分くらい意識がなかったので、あっという間にフットサルは終わった。

 

いやー、出たかったなぁー!

 

そんな上手くないけど、「日本すげー」とは思わせられないけど、同レベルにはできたな。

 

泥酔してなかったら、ピッチの外でダッシュしたり、パスしたりして、全力でアピールしてたわ 笑笑

 

これは心残り。

 

 

 

 

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これは熟睡する前の写真

 

てか、この写真、私が現地の人にみえますね。

 

完全に 笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイクで2軒目に食事させてもらった家に送ってもらい、上の写真のメガネの子が

 

「ホテルはどこにあるの?」と聞く。

 

「(ん?あれ?)」と思いつつ

 

「ここから30km南に行ったところにあります」と伝える。

 

他の人が

 

「近くにもホテルあるよ」と言う。

 

 

 

 

 

 

「(ん?はっ?いやいやいや!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「超絶に話がちげーーーんだけど!!!!!」

 

 

 

もう夜が更けて、一軒目で泥酔したいたお調子者のおっさんは、もう家路に着き爆睡してるだろうし、家に泊めてもらうというあの約束を知っている人はここにいないし、どうすりゃいいんじゃーい!

 

と思ってると、すぐ、ベッドがある部屋を使わせてくれることになった。

 

「感謝。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、この日は出会いの多い日で、日本語が上手な香港出身のサイクルリストsawさんと並走し話しながら旅路を進めていた。

 

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sawさんは沖縄に友だちがいて、沖縄でもサイクリングをしたという。

sawさんはシンガポールを目指しているとのこと。


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私は、目的地まで距離があるので、sawさんと別れ、先を急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあとお調子者のおっさん達に呼び止められるのだがね…( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

 

 

ふざけてくれたからこそ、言葉の壁も乗り越えられ、すぐに打ち解けて、すんげ〜、楽しくて濃い一日となりました。

 

 

 

 

あと「貴重品、ちゃんとバッグに入ってるか?」など逐一聞いてくれたり、泥酔気味の私にミネラルウォーターをくれたり、自転車を家の中に入れといてくれていたり…

 

と沢山お世話になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふざけまくるベトナム人たちよっ

 

 

 

楽しかったぜ!

 

 

 

ありがとう!!!

 

 

 

 

 

 

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