東南アジア4カ国チャリ旅🚴‍♂️ブログ

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ5500km自転車走破

[オイルではなくアブラだった][道ではなく家だった]の二本立て【東南アジアチャリ旅#7】

 

 

本日は、敢えて田んぼ道を通った。

 

 

大通りと比べて10kmも短縮できる。

 

マリカーでいうとレインボーロードのショートカットだな。うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2日くらい前からチャリのチェーンがギコギコと音がなり始め、相棒はオイルを欲している状態だった。

 

日本で身支度している時にはあった、自転車専用チェーンクリーナーとチェーンオイルのスプレー缶は、可燃性があるため、空港で没収された(一回も使用せずに 笑)。

 

サイクルショップなるものが滅多になく、タイに来てからも手に入らずにいた。

 

そこでバイクを修理しているお宅に立ち寄り、身振り手振りを加えながら

 

「チェーンオイル」と話すが伝わらない。

 

すると店主の奥さんが

 

アブラ?」と言う。

 

 

「んん⁉︎」と私は耳を疑ったが確実に“アブラ”と言っていた。

 

 

私は

 

「“オイル”は、伝わらず“アブラ”って…。」と思いながら

 

「YES,YES‼︎」と頷く。

 

店主がアブラを塗ってくれて快調に走れるようになった。

 

 

アブラを塗ってくれた感謝の気持ちとして私は20バーツ渡そうとしたが、店主は頭を横に振る。

 

 

同じアジアの血を引く者。

 

 

日本人と似ているなと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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イグアナっぽいデカイ爬虫類

 

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変な虫

 

 

 

 

 

 

田んぼ道に入ると

 

「ガタッ…ゴトッ…」

 

と自転車から体に振動が伝わるようになる。

 

 

今までのきれいに舗装されたコンクリートとは違い、砂利道や土の上を走っている。

 

 

しばらくすると、

 

「プス…プス…」という音が聞こえる。

 

 

 

 

「ん?」

 

「もしや…パンク???」

 

「マジかよ…ここ田んぼだし店も…。」

 

「てか人すら見当たらないんだけど…。」

 

停車して前輪に耳を当てる。

 

 

 

「プス…プス…」

 

 

 

「あれ、前輪じゃないな…。」

 

 

 

「プス…プス…」

 

 

 

「プス…プス…」

 

 

 

音のする方へ耳を傾けると、

 

 

 

ウォーターゲートボトルから音がする。

 

「説明しよう‼︎(オーキド博士/初代ポケモンより)」

 

ウォーターゲートボトルとは、ボトルを押すと水が出てるが、ボトルを押さないと倒れても水が出ない仕組みになっとる最先端技術を駆使して作られたボトルじゃよっ‼︎」

 

 

 

 

「なるほどな。犯人はお前かっ‼︎」

 

「じっちゃんの名にかけてっっっ‼︎‼︎(金田一少年より)」

 

 

 

そういえば、ボトルにミネラルウォーターと一緒にコーラを混ぜたんだった。

 

混ぜた方が甘ったるくないし、糖分を水分と一緒に摂取するために。

 

原因は炭酸か。

 

とりあえず良かった。

 

換えのチューブも見つからずにいたので田んぼ道でパンクとか

 

「チャリ旅終了のお知らせ」が目の前にまで来るところだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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休憩中〜人っ子一人通らない田んぼ道〜

 

 

 

Googleマップを頼りに道を進んでいくと、廃病院の入り口にありそうな門まで案内される。

 

「ここ通れんの?」と思いつつも司令塔Googleマップ様の指示に従う。

 

すると、奥から

 

「バウッバウッ」と犬の鳴き声が聞こえてくる。

 

対処法は、すぐさま自転車から降りること。

 

犬は自分の縄張りを意識しながら、私と一定の距離を保つ。

 

「こっち行きたいんだけどなぁ。」

 

レインボーロード風近道だし。」

 

犬の

 

「バウッバウッ」は続く…。

 

そこを通りたいがために、居座る私…。

 

そのまま犬との安全な距離感を学びつつ居座っていると、犬の鳴き声が止まないので奥から女性が来る。

 

「どうした?」といった表情をしながら。

 

私は手振りを添えて

 

「This way OK??」と、その道を通りたい旨を伝える。

 

女性から

 

「HOME。」と告げられる。

 

 

 

「まじか…。」

 

 

そこは、“道ではなく家”だったのだ。

 

 

女性は

 

「あっち行ったら、林凄くて通れないわ!そっちに行った方が良いわよ!」と親切に別ルートを教えてくれた。

 

私は

 

「コップクンクラップ(有難う)」と伝える。

 

人の家を、道と伝えてしまったことへの謝罪の意 “ごめんなさい” の気持ちを

 

“コップクンクラップ(有難う)” に込めて伝えた。

 

相手には、それが失礼に当たることでなく、私の意もその女性には伝わらないのは分かりつつも、私の気持ちの落とし所を作るために謝罪する。

 

 

 

 

今回、Googleマップで“道と判断される場所”は、生身の人間も“道のようなもの”と判断することがわかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

難なく(?)田んぼ道を抜けた。

 

 

 

田んぼ道は近道ではあるが、オフロードなので1時間で15kmしか進めなかった。

 

大通りであれば1時間で25km走れる。

 

でも田んぼ道を通ったことは正解だったと思う。

 

色々な体験ができたし、なんと言っても、景色が

 

 

サイコー‼︎」だったから。

 

 

その日に活躍したプロ野球選手がお立ち台に上がり、アナウンサーから「決勝の一打を打った感触は、どうでしたか??」の質問に対する決まり文句

 

「サイコーですっ!!!」と同じように

 

 

サイコー!!!」だった。

 

 

 

今日はそんな感じの一日でしたとさっ。

 

 

 

 

 

最後に…。

 

〜今日のメシ〜


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ハムに玉子に春雨。

美味かったし、お店の人に一品サービスしてもらった。

 

 

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ヌードル

これも美味かった。

デザートにライムアイスも食べた。



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チャーハンはどこでも美味い。

ビール2種の味の違いがわからない。

 

 

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これ、なんの肉かわからない。

怪しい…🤨。

 


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屋台でよく置いてあるもの

・左上砂糖

・右上酸っぱ味。緑は唐辛子

・鷹の爪

・右下よく分からない

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日はココまでっ!